2020年10月の投稿
蛤の貝殻ともに御祈祷して頂きました。
京都醒ヶ井住吉神社は、
平安時代後期に、後白河天皇の勅旨を受け、和歌の守護神として摂津国住吉大社より、藤原俊成卿の邸宅に勧請された新住吉社が起源です。
応仁の乱により衰退しましたが、御神体のみ災を逃れ、永禄11年、正親町天皇(←麒麟がくる、では坂東玉三郎が演じています。)の勅旨により現在地へ遷座され現在に至ります。
藤原俊成の子ども達といえば、藤原定家と建春門院中納言。
建春門院中納言(健御前)が女房時代の建春門院の御所の様子を記した回想録『たまきはる』には、在りし日に、貝覆い遊びを楽しんだことが書かれてあり、平安時代の貝覆いの遊びについて知ることが出来る貴重な資料です。
とも藤では、醒ヶ井住吉神社様で、毎年、蛤の貝殻ともに御祈祷をしていただいております。
この神社の界隈は父の生家のすぐ近くということもあり、私も2歳から小学校に入るまでの数年、暮らしていました。
蛤の御霊を鎮めるとともに貝殻を取り扱っている私たちの穢れもお祓いして頂き、また一年、蛤の貝殻の洗浄に励みたいと思います。
この度、とも藤の貝合わせの彩色をしております画家 佐藤潤の作品『月次絵』を無事にお納めすることが出来ました。
皆皆さまに心より御礼申し上げます。
かが万グループは懐石、鮨、天ぷら、おでん、お茶事、茶懐石など様々に展開されており8店舗あります。
今回の月次絵は、横幅3メートル。日本の歳時記が描かれています。
是非ご覧ください。
10月16日は映画『みをつくし料理帖』の公開日です。
とも藤には、すでに劇中に登場する「鼈甲珠」をつくりました!という方からご連絡をいただいております。
映画、みをつくし料理帖の劇中の蛤貝殻は、とも藤のものです。
小皿としてお使いいただけるよう、洗浄、殻皮をとっています。
劇中の貝殻のサイズは8.5〜8.8センチです。一個あたり税込2200円です。
送料、お振込み手数料別途必要です。
劇中と同じ白黒柄は在庫がわずか(10個くらい)ですので、同じことをしてみたい方は、是非お急ぎくださいませ。
この写真の貝殻はメルカリで販売中です。
ご連絡はインスグラムDM、
Facebookメッセンジャー、
HPからのメールにてご対応しております。
とも藤の10月、11月のテーマは「婚礼と縁結び」です。
夏に撮影をした昭和きもの愛好会様の動画が完成しております。。
結納の魅力に付いてお話をさせて頂いております。
『いにしえより学ぶ 新しい婚礼スタイルの提案』
結納ってなんだろう、そもそも必要なの?
と思っている方は是非ご参考にしてください。
阪急うめだ本店コトコトステージ71にて開催されましたコトコトライブにて、お月見のお話と貝合わせ遊びのデモンストレーションをさせて頂きました。
ご来場くださいました皆様誠に有り難うございました。