貝合わせ 貝覆い とも藤

とも藤について
About

貝合わせと貝覆いの
オリジナルブランド

 貝合わせと貝覆いの「とも藤」でございます。
「とも藤」では現代の暮らしに馴染むモダンな「貝合わせ」と「貝覆い」をご提案しております。宮崎県日向市より届いた美しい蛤貝と出会い「貝合わせ」と「貝覆い」の製作を始めることとなりました。
蛤の貝殻を身と蓋に分け円形に並べて遊ぶ「貝合わせ」。この遊びの本来の名前は「貝覆い」です。
では、貝合わせとはどの様な遊びなのでしょうか?

 「貝合わせ」は平安時代にさかんに遊ばれた歌合の一種で、洲浜に飾り物、つくりものを作って、その出来栄えを競う遊びでした。当時は蛤だけでなく、様々な貝殻が洲浜作りに使われました。
現代でも洲浜に縁起の良い飾り物をおいて、室内を飾りたてることがあります。結納の際に島台に松が飾られているのも、歌合の洲浜が起源と言えます。

 さて、一方「貝覆い」は平安時代、貴族たちの間で生み出され、流行し、江戸時代まで広く庶民にも愛されていたようです。しかし、国産蛤の減少や、人々がより刺激的な遊びを求めたこと、海外から魅力的なコンテンツが入ってきたことなど、様々な理由で、今では知る人ぞ知る遊びとなっております。
また貝殻の外側の柄を合わせて遊びますので、いわゆるトランプの神経衰弱とも違う遊びです。

 私ども「とも藤」では、古来からの伝統的なルールを伝えながらも「貝合わせ」「貝覆い」の新しい時代の幕開けとなるような、現代人が楽しめる「貝合わせ」「貝覆い」をテーマに、吉祥文様、歳時記、宝尽くしなど日本の文化をモダンに表現し、お一人でも多くの皆様が蛤貝を手にとって、その美しさを知って頂けるような作品づくり、イベントの開催を目指してゆきたいと考えております。

History沿革

2022

  • 淡交社オンラインショップ
    淡交社カタログ通販にて貝合わせの販売がスタート
  • 銀座蔦屋書店のフェア「江戸の季節」に貝合わせを出品
  • 茶道出版 淡交社「新春を寿ぐ展」にて貝合わせを出品、貝合わせ遊び体験会を開催
  • パリのクリエイティブデザイナー「seya.」が手がける蛤貝殻に入ったお香の入れ物を制作
  • 初の著書「とも藤の貝合わせ」上梓
  • 「招福はまぐり展」開催予定
  • 源氏藤袴会「五感で体験 平安時代」出演予定

2021

  • 心游舎のfacebookページに「お正月の蛤のこと」を寄稿
  • 招福はまぐり展を開催 京都・ギャラリー遊
  • 広島の茶事 懐石料理 點心にて貝合わせ遊び体験会を開催
  • レクサス星ヶ丘ラウンジギャラリーにて貝合わせ展を開催
  • 雑誌「日本の結婚式 和婚入門」掲載
  • 「はまぐり貝合展」開催 東京・クイントアートハウス
  • 源氏藤袴祭 「五感で体験 平安時代」に出演
  • NHK総合「京コトはじめ」出演
  • 「寿ぎの貝合わせ展」開催 大阪・マニフェストギャラリー

2020

  • 高の原のサロンにて貝合わせ遊び体験会を開催
  • 招福はまぐり展を開催(しまだいギャラリー)
  • NHK BS1の番組「コアキョウト 京玩具」出演
  • 心游舎のfacebookページに「海と蛤と私たち」を寄稿
  • 昭和きもの愛好会のYouTubeチャンネルに出演
  • FM RADIO MIX KYOTOに出演
  • 阪急梅田本店コトコトステージ「月見に飾ろう、秋の夜長に遊ぼう貝合わせ」に出演
  • 季刊誌「るると」にて連載
  • 映画「みおつくし料理帖」の劇中にてとも藤の蛤貝殻が使用される
  • 「はまぐり縁起物展」開催 大阪・マニフェストギャラリー
  • フェア「遊べるのが大人」銀座蔦屋書店 GINZA SIX
  • 広田千悦子著『にほんの行事と四季のしつらい』(世界文化社)に掲載
  • 銀座の工芸ギャラリー「品」にて貝合わせを出品

2019

  • 心游舎と京都産業大学京都文化特殊演習の学生の皆様による平安装束をテーマにしたワークショップ「ようこそ装束の世界へ~即位の礼にむけて~」に参加
  • 招福はまぐり展 開催(京都 ギャラリー遊)
  • 雛あそび貝合わせ展 開催(大阪 マニフェストギャラリー)大御神社(宮崎県日向市)に貝合わせ作品を奉納
  • 「貝合わせと貝覆いの世界」講演
  • はまぐり貝合わせ展 開催(クイントアートハウス・煎茶器会館)
  • 季刊誌「るると」にてとも藤の貝覆いが紹介される。
  • NHKワールド「core kyoto」に出演
  • 季刊誌「るると」にて連載がスタート。

2018

  • 大阪、天満橋ギャラリーセンティニアルにて開催された『アートな貝合わせ展』に貝合わせ作品を出展
  • 貝合わせ制作用の蛤の貝殻の販売をスタート
  • AIC秋津洲京都にて貝合わせ遊びの体験会を開催
  • フランス、パリのギャラリーにて貝合わせ作品を展示、ヴェルニサージュにて貝合わせ遊びの体験を行なう
  • 京都市上京区のギャラリーにて『貝合わせ展』開催貝合わせ遊びの体験会を開催
  • 京都の情報誌「ゴ・バーン」にて紹介される
  • 大阪、大丸百貨店心斎橋店にて開催された佐藤潤絵画展に貝合わせ作品を出展
  • 大阪天満橋のマニフェストギャラリーにて『とも藤 貝合わせと貝覆いの世界』開催予定
  • 下関大丸にて開催された佐藤潤絵画展に貝合わせ作品を出展
  • クールジャパンフェスティバル2018の物販ブースに出店
  • トーヨーキッチンスタイルにて開催されたパーティにて貝合わせ遊びの体験会を開催

2017

  • 宮崎県日向産の蛤の貝殻と出会い、貝合わせ貝覆いの製作販売を始める。
  • 『貝合わせ 貝覆い とも藤』オリジナルブランドを立ち上げる。
  • 京都市上京区のギャラリーにて、貝合わせ遊びの体験会を開催。
  • 大阪、天満橋のマニフェストギャラリーにて『とも藤 貝合わせと貝覆いの世界』開催

唯一無二、この世にたったひとつの二枚貝

わかちがたくはなれがたいもの

「わかちがたく、はなれがたいもの」二枚貝である蛤を眺めているとこの言葉が浮かんできます。蛤などの二枚貝は、身体の左右に一対二枚の貝殻を持ち、蝶番の部分は靭帯によってしっかりとつながれています。また2枚の貝殻が複雑に噛み合う「主歯」と呼ばれる箇所は、人の歯と同様、この世に一つしかない組み合わせとなっています。

 貝合わせを製作する際には、まず靭帯を取り外し、洗浄をします。靭帯を外された蛤は「主歯」と呼ばれる箇所を合わせることでのみ整合を確認することになります。ばらばらになった2枚の貝殻を合わせたとき、歯と歯の噛み合わせがぴったりと整合する瞬間を是非味わってみてください。そのしっかりと噛み合った2枚の貝殻は「わかちがたく、はなれがたいもの」であると思えるのです。

 蛤の貝殻の色や柄は非常に豊かです。洗浄の際に殻皮とよばれている皮を剥がすと、美しい貝紫が現れたり、または真っ白な無地に、まるで黒い墨で線を引いたかのような美しい柄が現れたりします。表面にはエナメル質の自然の照りがあり、周囲の光を受け、自ら光ります。貝殻の美しさは、豊かな自然に育まれ成長し、その生命を終え、殻のみとなったあとも輝き続けるところかもしれません。あらゆるいのちの源となった海は、太古の昔からこのような実りを産み続けているのです。

貝合わせ 貝覆い とも藤

宮崎県日向産蛤
宮崎県日向産蛤

高級碁石の白石は、蛤から採られています。

Profile代表紹介・メッセージ

佐藤 朋子
撮影:佐々木美佳

佐藤 朋子Tomoko Sato

 国産蛤の貝殻の仕入れ、洗浄、蛤の貝殻を使用した工芸品の企画販売、蛤の貝殻の卸、小売、貝合わせ(貝覆い)遊びの普及を行なっている。

 洲浜、島台研究、婚礼結納調度愛好家。

 1973年、京都市中京区の呉服店の長女として生まれ、幼少期より茶道など伝統文化に親しみ、中でも和楽器や歌舞伎など華やかで賑やかな和の文化が好きだったため、小学生の頃は琴を、現在は長唄三味線を稽古している。20代には市内の人形店や呉服店などに勤務。

 蛤の貝殻は茶道具では香合として取り扱われており、とも藤でも香合としての貝合わせをご提案している。

Message

平安時代の人々は50歳くらいになるともう、高齢者の域に入りました。ですが、現代ではまだまだ人生半ば、これからまだ新しい事をはじめることができます。
私が蛤の貝殻と出会ったのは、42歳の時。それまでの人生においても伝統的な文化を深く愛し、美術関係の業界で仕事はしていましたが、自分自身が生涯をかけてやりたいと思えたのは、蛤の仕事が初めてでした。

古来、日本人にとって蛤は身近なものでした。しかし現代では高価な食材となり、日常的に目にするものではありません。蛤や貝桶は着物の文様としてや様々な図案として晴れの日を彩るものです。また蛤の貝殻を使った日本の伝統遊戯、貝合わせや貝覆いの歴史を知る機会は少なく、その面白さをぜひ一度体験していただきたいと思っております。
特にとも藤が製作監修しております貝覆い『宝尽くし』は貝覆いの内側に宝尽くし文様をあしらったとも藤オリジナルのもの(2017年発売開始)です。

キャラクター紹介

島台さん
©honnecoya

島台さんShimadai-sann

とも藤のイメージキャラクター。
YouTubeやインスタグラムに登場します。
島台担当に憧れる蛤と洲浜が大好きな官女。趣味は貝殻集めと琵琶。
蛤の貝殻を貝桶に仕舞うのが誰よりも得意です。

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