貝合わせ、貝覆いについて
貝合わせは、平安時代から伝わる日本の遊び。
本来の貝合わせは、合わせものの一つとして貝殻の色合いや形の美しさ、珍しさを競ったり、その貝を題材にした歌を詠んでその優劣を競い合ったりする貴族たちの遊びであった。
一方、地貝と合う出貝を探し出す遊戯としての貝合わせは元来貝覆いと呼ばれていたが、殻を合わせる所作から後に混同されて、同じく貝合わせと呼ばれるようになった。
Art works作品紹介
貝合わせ
貝合わせは、平安時代から伝わる日本の遊び。
本来の貝合わせは、合わせものの一つとして貝殻の色合いや形の美しさ、珍しさを競ったり、その貝を題材にした歌を詠んでその優劣を競い合ったりする貴族たちの遊びでした。
とも藤では季節の歳時記などを折り込んだ室礼にお使い頂ける飾りとしての貝合わせ、蛤香合などをご提案しています。
貝覆い
貝覆い遊びは平安時代末期に始まり、江戸時代後期まで長く遊ばれていました。
とも藤では伝統的な遊び方をご紹介しながら、現代にあったルール、遊び方で楽しんでいただける貝覆いをご提案しています。
画家紹介
佐藤 潤Jun Sato
1970年大阪市生まれ。京都精華大学美術学部卒業。
1995年京都にて初個展を開催。
現在は北海道から沖縄の全国各地の有名百貨店美術画廊にて年間10回以上の個展が毎年、企画開催されている。
アメリカではパズルや刺繍図案として作品が企業より商品化されている。
また、フランス、パリでは3度の個展を開催、イタリア、フィレンツェでも個展を開催している。
絶滅危惧種の動物たちや保護が必要な自然を数多く描き、動物にまつわる風習や吉祥などを作品の要素として取り入れることで、新たな動物画の世界を創り出している。
自然環境への配慮から画紙には、竹100%の手漉き和紙「竹紙」を使用。2017年には国産の蛤の貝殻に出逢い、貝合わせ、貝覆いの受注製作を始める。
蛤の貝殻の魅力を伝えるために
失われつつある伝統遊戯「貝覆い」
天然の地蛤の漁獲は年々減っていると言われています。
大きな原因は蛤が生育する環境が減少しているからです。
江戸時代頃の浮世絵では潮干狩りをする女性や子どもの姿を描いたものが見られます。
潮干狩りや、蛤を食べることは島国で暮らす日本人にとってとても身近で当たり前の光景であり日常でした。
画家佐藤潤は、これまで数多くの絶滅危惧種の動物たち、保護が必要な自然を描いていきました。そして動物の魅力をよりわかりやすく伝えるために、絵画の要素として古来からの吉祥を取り入れてきました。
蛤貝、貝合わせという題材は、画家佐藤潤にとって動物吉祥シリーズでもあり、これから先の未来へと伝えてゆきたい日本の美しい伝統文化、そして伝統遊戯であると考えています。
とも藤では蛤の貝殻の販売を致しております
国産蛤貝殻を仕入れ、貝殻を選別、洗浄し、サイズ、色柄別に販売しております。表面にニス加工などはほどこしておりませんが自然の照りがございます。
1個〜30個、40個などのご購入も可能です。(別途 梱包代、送料がかかります。)
大量購入のお客様には、貝殻の見本をお送りすることも可能です。ご入用の用途に合わせてご提案しておりますので、まずはお問い合わせください。
これまでのご購入ご利用例
- 国語の教材
- 書道作品
- ハンドメイド作品
- カルチャーセンター
- 博物館、資料館等の貝合わせ絵付け体験、貝合わせ遊び体験など。
色、サイズを合わせた12個組、16個組の貝殻もご用意しております。
用途に合わせてご相談承ります。
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出張体験会
様々なイベントに、貝合わせ遊びをお持ちします
について
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