京都醒ヶ井住吉神社 2020.10.29 ブログ, 開催中・開催予定のイベント ハマグリ, 蛤貝殻専門店, 蛤貝殻販売, 貝殻販売 蛤の貝殻ともに御祈祷して頂きました。京都醒ヶ井住吉神社は、平安時代後期に、後白河天皇の勅旨を受け、和歌の守護神として摂津国住吉大社より、藤原俊成卿の邸宅に勧請された新住吉社が起源です。応仁の乱により衰退しましたが、御神体のみ災を逃れ、永禄11年、正親町天皇(←麒麟がくる、では坂東玉三郎が演じています。)の勅旨により現在地へ遷座され現在に至ります。藤原俊成の子ども達といえば、藤原定家と建春門院中納言。建春門院中納言(健御前)が女房時代の建春門院の御所の様子を記した回想録『たまきはる』には、在りし日に、貝覆い遊びを楽しんだことが書かれてあり、平安時代の貝覆いの遊びについて知ることが出来る貴重な資料です。とも藤では、醒ヶ井住吉神社様で、毎年、蛤の貝殻ともに御祈祷をしていただいております。この神社の界隈は父の生家のすぐ近くということもあり、私も2歳から小学校に入るまでの数年、暮らしていました。蛤の御霊を鎮めるとともに貝殻を取り扱っている私たちの穢れもお祓いして頂き、また一年、蛤の貝殻の洗浄に励みたいと思います。