一般社団法人 貝合貝覆文化協会 2024.4.23 コラム, ブログ, 貝合貝覆文化協会 一般社団法人 貝合貝覆文化協会とも藤ではこれまで6年の間、蛤貝殻と貝合わせ貝覆いの文化普及に努めてまりました。貝覆いの遊びは、伝統遊戯であり「遊び」の範疇ですが、すでに多くの方が身近に遊べる状況とはいえず、蛤貝殻の入手も難しいことから絶滅の危機に瀕していると言っても良いと思います。着物文化の中で紋様として貝合わせ紋様や貝桶紋様が残っていますが、昨今の婚礼事情も大きく変化し、貝合わせ貝桶紋様を知る人々も少なくなってきました。そもそも「貝合わせ」と「貝覆い」は名前の混同が起こっており、蛤の漁獲も年々減っています。これまでの活動の中で貝合わせという遊びが失われるのではないかという、強い危機感を感じており、これからの未来に向けて後世に蛤の文化を残してゆくために、私は貝合貝覆文化協会を発足し、貝合わせ、貝覆いの歴史文化、ルールを定めて明確にし指南書の作成、公認講師の育成を行ってゆきます。貝合わせ、貝覆いを通して日本文化の発信をしてみたい方は是非、協会発足の立ち上げメンバーとして活動していただけますようお願い申しあげます。指南書の内容第1章1部 貝合わせと貝覆いの歴史①2部 蛤について第2章1部 貝合わせ貝覆いの歴史②2部 蛤貝の洗浄と管理第3章1部 貝合わせ貝覆いの歴史③2部 蛤貝の取り扱い方、貝合わせ遊び体験 開催方法第4章1部 貝合わせ貝覆いの歴史④2部 貝合わせと貝覆いの違い第5章1部 貝合わせ貝覆いの歴史⑤ 2部 貝桶と婚礼文化第6章1部 貝合わせと洲浜2部 婚礼文化と縁起物(宝尽くし)第7章1部 貝合わせ遊びの所作作法2部 貝覆いと源氏物語第8章1部 着物文化と日本古来の所作作法2部 着物での貝合わせ体験会の運営方法第9章1部 平安装束と日本古来の所作作法2部 平安装束を用いた貝合わせ体験会の運営方法第10章1部 立礼式貝合わせ体験会の開催方法2部 和の心でゲームを運営する 参加者への心くばりと気遣い第11章1部 貝合わせ遊びでの当たり目の出し方と配慮2部 トラブル発生時の対応について第12章1部 貝合わせ体験会運営 参加費の支払いとレジメ作成2部 貝合わせ体験会でのお土産品の考え方具体的な活動内容活動内容 貝合貝覆文化協会が定めた道具類一式やルール、作法を学び、貝合わせ遊び体験を通して日本文化の発信を目的とします。貝合貝覆文化協会が定めた道具類一式対になった貝桶 国産蛤貝殻12個組 緋毛線 ルール蛤貝の取り扱い方 緋毛線のサイズ 貝桶の扱い方 ゲームの種類 源氏物語 宝尽くし 縁起物 3種ゲーム参加人数 ゲームの進め方ゲームの解説ゲーム中の蛤の取り扱い方ゲームの終わり方・会員は(年間12回)オンラインにて貝合わせ貝覆いに関する講習を受講・年1回 貝合わせ貝覆いとも藤の展示会での貝合わせ体験会にて、出貝御使番(ゲーム補助者)として参加する。(会場は京都、大阪、東京)【会費につきまして】貝合貝覆文化協会は只今、準備中です。会費につきましてはまだ決定しておりません。協会の発足にご興味のある方は、とも藤へお問い合わせください。